本日は最近話題になっているサブスクリプション方式はファン作りに役立つか?というテーマについて

そもそもサブスクリプション方式とは、利用者はモノを買い取るのではなく、モノの利用権を借りて利用した期間に応じて料金を支払う方式。

「所有から利用へ」ですね

サブスクリプション方式が最も合っているのは、音楽や雑誌などのダウンロードでしょう。これは、ダウンロード数が一回増えたり、ユーザーが一人増えてもコストがかかるわけではないビジネスですね。ユーザーが増えれば増えるほど企業のメリットが大きくなるわけです。

最近ではアドビがサブスクリプション方式を導入して話題になりましたね。アドビもやはりソフトウェアなのであってますよね。ただ、アドビの場合には、もともとファンが多かったので、株主からなどは短期的な売り上げが落ちるということで議論があったようです。実際、アドビのソフトがパッケージで販売すれば8万円したのを月額課金で5千円にしたわけですから、短期的には売り上げが落ちるわけですよね。でも、結果的には大成功。

なぜかと言えば、お客さんにとっての参入障壁が圧倒的に下がったわけです。これまでは、8万出さなければ買えなかったものが、月5千円出せば使えるわけですから、試しに使ってみることができます。

ただ、これは長年アドビ社がファン獲得に向けて努力してきた結果、潜在ファン層に対してその購入までのハードルを低くしたことで、売り上げに結び付いたわけで、サブスクリプション方式でファン層を獲得できたわけではありません。

他にサブスクリプション方式を取り入れようとしているお店や会社はこのことを押さえておかなければならないですね。

つまり、サブスクリプション方式そのものはお客さんにとってお得感といったプロモーション的な要素はあるものの、ファンになってもらう要素にはならないということです。

大事なのは、サブスクリプション方式を導入することではなく、サブスクリプション方式を導入してお客さんに対してどうやったら長期にわたってファンになってもらえるかを考えて実行することです。